<エンジンベルトテンショナー&ベルト交換方法>
@テンショナーにかかっているベルトの取り外し
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テンショナープーリー中央のボルトに15mmのソケットレンチ又はメガネレンチを入れて、奥方向へ回すとテンショナーが回り、ベルトが緩みます。 緩んでいる間にベルトをテンショナーのプーリーから外します。 |
Aベルトの取り外し
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エンジンベルトを取り外します。ベルトは、図の青色で示したルートでかけられています。 |
Bテンショナーの取り外し
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テンショナーを固定しているボルト(3ヶ所/13mm)を外すとテンショナーが取れます。 固着して取り難い場合は、テンショナーをハンマー等で軽く叩きます。 |
C新しいテンショナーの取り付け
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新しいテンショナーを付属の新しいボルトを使って取り付けます。ボルトの締め付けトルクは、50Nmです。 ボルトの締め始めは必ず手で行い、正しくネジ山にボルトが入っていることを確かめてから、レンチを使って3ヶ所を均等に締め付けて行きます。 |
D新しいベルトの取り付け
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図の青色で示したルートでベルトを装着します。テンショナーにかかる部分は未だかけません。 ベルトは、凹凸のある方が内向き(内周)になります。ベルトに油脂成分を付着させないように注意して下さい。 |
Eテンショナーへのベルトかけ
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ベルトをテンショナーから外した時と同じようにテンショナーのプーリーセンターボルトにレンチをかけて奥方向へ回してベルトをかけます。 |
以上で完了です。エンジンを始動する前に、もう一度ベルトのルートが正しいことと、各プーリーに正しくかかっていることを確認します。
エンジンを始動して状況を確認します。
ベルトが大きくたわんだり振動したりする場合は、ベルトが正しいルートを通っていなかったり、正しい位置にかかっていない可能性がありますので、再点検します。