<SARD製GTリアウィング装着 by KMクラフトガレージ> 2003年7月6日 / 2007年11月19日更新

   Installation of SARD's GT Rear Wing

[効果:リアトラクションを確保して安定性を増す、サーキット走行には必需品。]

トヨタ車の競技用アイテムを製作していることで著名なSARD社製3D・GTウィングをKMクラフトガレージさんで装着していただきました。
今回装着したのはカーボンケプラー製の1710mm幅で、Midステーを使用しています。
微妙な三次元曲線が大変美しい逸品で、後方視界も大変良好です。
汎用品であるとは言え、やはりC5への装着は一筋縄では行かず、今回もKMクラフトガレージさんに大変お世話になりました。

Install SARD's GT Rear Wing. Made by Carbon. Very light and strong.

装着に際して最大のポイントはサポート部分の強度を保つことですがが、製品のサポートはスチール製ボディを前提にしているので、C5のFRPには面積が不足しています。このまま装着すると荷重によりFPRが割れてしまう可能性が出てきます。

To get enough strength of support, install aluminum plate as the base.
そこで微妙なリアハッチのカーブに見事に合わせたアルミプレートを製作していただき、ベースにしました。
勿論、リアハッチ裏側にも同じ大きさのサポートが入ります。
これでFRPのリアハッチがヒビ割れてしまうことも無く、リアウィングの効果が100%発揮してもらます。

Aluminum base avoid damage of FRP.
さらに固定強度を高めるため、ウレタンフォームをリアハッチ内部に注入しました。今回使用したものは約2分で硬化が始まるタイプ。

Install Polyurethane Form inside of rear hatch.
リアウィング装着後にリアハッチの隙間に注入します。
完全硬化すると隙間を埋めて十分な強度が確保されます。
微妙な3次元曲線が美しいですね。
ステーをボディに固定するオリジナルのボルトは補強をしたことで長さが不足したため、新たに十分な長さのボルトに換装しています。

Very beautiful 3D shape.
ほぼ車幅一杯に位置するGTウィング。何時もながら職人芸の究極を感じさせていただけました。
軽量堅固なカーボンケプラー製のお陰で、リアハッチの開閉に全く支障を来たすことはありません。
角度設定については実際の走行により実証して行きますが、見た目だけでもいかにも効果絶大な印象を受けました。

2007年11月19日
車幅から規定範囲内に収まる小型のリアウィング(SARD製FujiSpecM/幅1510mm)を装着した状態で車検に通せたと言う話を聞き及びましたので、早速装着を行いました。
大型に比べて効果は低下するものの、現実問題として私の腕前程度でラップタイムに大きな差異がでることはないでしょう(笑)。
むしろ走行の都度に脱着を繰り返すことにより、サポートを含めた耐久性面でのダメージを受けてしまう方が問題です。


<フュエルフィルター交換 By KMクラフトガレージ>

フュエルフィルターを交換する際には左側マフラーの脱着が必要になります。
フィルターと燃料ホースの接続は専用のコネクターで行われているため、専用工具と適合サイズのアダプターを使って脱着を行ないます。
外された古いフィルター。
適合サイズのアダプターを使用して装着される新しいフィルター。
フュエルフィルターの交換は想像していたよりも遥かに大きな効果があるのでお薦めです。

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