<第2回エビスサーキット西コース走行会>

2004年6月18日(金)、第2回エビスサーキット西コースにて走行会を開催しました。

梅雨期にもかかわらず、またまた晴れ男集団の威力により好天に恵まれました。
当初、10台の参加申込をいただいていましたが、当日までにお仕事の都合等により4台のキャンセルが出たため、今回も走行参加台数は6台でした。
当然のことながら常時クリアラップですが、あまりに寂しいので、あえて3台でつるんで走ってみました(笑)。

前回おニューだったエンジンもほぼ馴らしを終え、2秒以上もラップタイムが縮まった、お馴染みK氏。
ライン取りに悩みながらも前回を上回るタイムを出した、お馴染みSayuki氏。次回はニュータイヤとエアロを装着されるそうです。
GRACEさんから参加いただいたカマロのG氏。
昨年那須以来の本年初参加ですが、半年間の熟成は目を見張るものがありました。ラップタイムも軽々と1分8秒台へ。

昨年那須に続いて本年初参加のW氏。
全くのノーマルですが、ガッツの入った走りをされていました。ATF温度の上昇を避けられずに連続周回を行うことが適いませんでしたが、40周以上をこなされました。

お仕事の都合で、走行開始時間から1時間半ほど遅れて到着されてしまいましたが、前回に引き続き参加していただいたC4のF氏。
前回走行時に問題となった温度管理とブレーキパッド対策を終えて再挑戦となった今回のエビスですが、どちらも満足出来る結果を出すことができました。お陰でラップタイムも1秒アップです。
前回、外気温が15℃であるにもかかわらず、Dレンジによる僅か5周の走行で、水温・油温が115℃、ATF温度は130℃に達してしまいました。
今回は、外気温27℃の下、2速ホールドでスロットルオープン時は常時最大加給圧となる走行を12周行いましたが、水温109℃、油温108℃、ATF温度109℃が最高でしたから、インタークーラーコア位置の移動によるラジエターへの吸気効率アップは大正解でした
またインテークエア温度も、外気温が高い所為でさすがに前回ほど良く冷えることはありませんでしたが、それでも47℃を越えることは無く、装着場所を移動させたインタークーラーの冷却能力にも問題が無かったと言って良いでしょう。
さらに、前回はペースを落としてクーリング走行を行ってもなかなか100℃以下にならなかったのですが、今回は、クーリング走行を一周するだけで直ぐに全てが95℃まで下がってくれる上、ピットに戻って来てからの電動ファンによるクールダウン時間も大幅に短縮することが適っています。
BAER社(SBS製)のPRO Raceデュアルカーボンパッドは、耐熱温度が800℃と高い分、温度が低い時にはあまり良く効きませんので、一般道走行ではやや強めにブレーキペダルを踏む必要がありましたが、困るほどではありません。
そして、サーキットにおいては桁違いの制動力と耐熱性を発揮しました。これまで使用していたストリート用に比べると、まるで別物です。ともかく踏めば踏むほどいくらでも減速して行く感じです。そして周回を重ねても効きにほとんど変化は見られませんでした。これは凄いパッドです!!
本当はまだまだ走りたかったのですが、エンジントラブルにより中止を余儀なくされました。
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