<第8回那須モータースポーツランド(ラストラン)走行会>

2004年12月8日午後、本年末をもって休業となってしまう那須モータースポーツランドを貸切にして、8回目の走行会を開催しました。
専有による主催走行会を初めて開催したのが、2年半前の2002年8月9日、那須モータースポーツランドでした。
これまでサーキットを貸切にして走行会を開催した経験が全く無い素人の私に、懇切丁寧な指導をしていただいたスタッフの皆さんに感謝の念が絶えません。
それ以降、2年半の間、7回にわたって開催をしてきましたから、私にとってホームコースと言っても過言ではないほど慣れ親しんできた場所です。
今年は、仕事の予定がうまく噛み合わなかったことや、スーパーチャージャー装着による耐久テストの必要性があったことから、那須よりもやや遠いものの、コースが長いエビスサーキットを利用する機会が多くなってしまいましたが、休業前に最後の走行会を開催することが適って、大変嬉しく思います。

那須モータースポーツランド これまで過去7回に及んだ那須の走行会開催で、走行時間中の完全ウェット状態は一度もありませんでしたが、今回もラストランに相応しい快晴に恵まれました。
しかも外気温が14℃ですから、絶好の走行会日和となりました。
パドック前 師走の多忙な中、平日にもかかわらず、これまで幾度となく走行会に参加していただいた皆さんに集まっていただけました。

K氏 いつも元気一杯のK氏。今年も参加していただけなかったのは1度だけで、残りは全て参加していただきました。ありがとうございます。
ますますテクニックに磨きが掛かり、今回も本当に速かったです。

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Mariusu師匠 赤からレバノンイエローに衣替えをして、ミッションを強化型にリニューアルしたMariusu師匠です。ご一緒するのは本当に久し振りです。
今回は、ノーマルラジアルタイヤで、さらに新しいミッションの慣らしと言うことで、過激な走りはしない???と言うことでしたが、それでも48秒351を出してしまうのですから、さすがです!!

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照屋孝明氏 前回のエビス東に引き続きNSXで参加していただいた照屋孝明氏です。
今回は、アドバイザーとして招待させていただきました。そしてNAのNSXで、何と最速の45秒526を出しました!!
次回のエビスサーキット東コース走行会にも来ていただく予定です。
その素晴らしい走りをご覧下さい。

今回も照屋氏に同乗走行をしていただきましたが、皆さん大変有意義な体験ができて、好評でした。

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F氏 すっかりお馴染みになっていただいた、C4のF氏です。もてぎのストリートシュートアウトでは、大変お世話になりました。

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Grace G氏 グレースさんから、カマロのG氏に参加いただきました。

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My C5 スーパーチャージャーと冷却系に関して、種々の問題がようやく解消できたことで、今回の那須は本当に楽しむことが適いました。
しかし、全24周で体力の方が先にダウンしてしまい、腕は筋肉がパンパンになり、そしてついに足がつりました・・・(笑)。
BS RE55S(285)をリアに履いて走った前回に対して、今回はA048の315(MHコンパウンド)で走りましたが、ラップタイムは約1秒短縮され、48秒462が最速でした。さらに、全24周の内、10周が48秒台だったので、私的には十分満足です。

このコースを走ることが二度と適わないのかもしれませんが、3.42のファイナルになったデフで、是非もう一度走ってみたいと思いました。営業が再開されることを望んで止みません。

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こちらはホームストレートの画像ですが、スーパーチャージャーの音が良く判ります。

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ATFクーラーコア用アンダープレートとフィルターを撤去したフロントエアインレット スーパーチャージャー強化トランスミッション&ハイストールコンバーターを装着した以降、ATF温度管理の問題を抱え続けて来ましたが、ようやく目星がついたようです。
アンダープレートの設置とフロントエアインレットのフィルター撤去が大きな効果を発揮してくれました。
那須は、ほぼ全周にわたって1速、2速だけで走るショートコースですから、温度管理には厳しいところですが、水温・油温が105℃、107℃であった際のATF温度は103℃と、初めて水温・油温より下回ることが出来ました。
そして負荷を軽減すると、みるみる温度が下がり、クーリング走行を一周するだけで95℃まで低下してくれます。さらにピットに戻ってからも、電動ファンの効果により3分程度で90℃まで下がりました。
この温度差比率がこのまま推移してくれると仮定すれば、エビスや茂木なら、95℃前後で安定してくれることになります。
Teru氏との同乗走行 照屋氏に私のC5を操っていただき、その助手席に同乗しました。
プロドライバーの助手席体験は何度かしていますが、最も良く知るコースでの同乗ですから、大変興味が湧きます。そして、照屋氏のテクニックには絶賛でした!!
どうやればこんなに速く曲がれてしまうのか、本当に不思議です。
基本的に、コーナーはギリギリのブレーキングで、私の感覚的には明らかなオーバースピードで入って行くのですが、そこで挙動が乱れても、迅速なステアリング捌きで、あっと言うまに姿勢が立ち直り、そして直ぐに加速して行きます。
状況に敏速に対応した微細で迅速なステアリング操作ができなければ、この走りは到底適わないものですから、少なくても私のような老体には絶対無理です(笑)。
さらに素晴らしいと感じたことは、彼の助手席は怖くありません。
そして、体重72kg余の私を伴った同乗走行にもかかわらず、僅か4周目で46秒966を出しました!! 一人で乗っていたら、いったい何秒を出したのでしょうか・・・。

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照屋氏操るK氏のC5オンボード映像 そして、こちらはK氏のC5を操る照屋氏のオンボード映像で、46秒241が出ています。

尚、照屋氏より補足説明をいただきました。
それは、当日のサスペンションセッティングに問題が有ったため、ステアリング操作及びアクセルワークについては、本来の形にはなっていないとのことです。
つまり、セッティングが完全になれば、もっともっと速いラップタイムが出たと言うことになります!!
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夕暮れの那須モータースポーツランド 走行時間が終了した午後4時を過ぎると、すでに周囲が暗くなり始めましたが、もう少し走っていたいと言う名残惜しい気持ちで一杯になりました。

那須モータースポーツランドのスタッフの皆様、これまで大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。またいつの日か皆様と再会できるときを心待ちにしております。

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