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<C5日誌>「赤枠で表示されている画像は、マウスポインターを置くと別の画像が表示されます」

2008年

4月9日

一年ぶりの洗車とコンパウンド処理でピカピカになりました ふと気が付くと、もう4月です(笑)。
先週末は仕事だったので自宅に帰れないと思っていたのですが、幸いにも代休をとることができたので帰れました。
我が家周辺もすっかり暖かくなってきましたので、洗車をしました。
昨年春から一度も洗車をしていませんから(笑)、カーシャンプーだけでは落とせない汚れが数多くこびりついています。
エアーポリッシャーでコンパウンドを使って磨き上げたところ、新車時の輝きとまではいかないまでも、近年見たことがないほど綺麗になって少々感激しました(笑)。
コンパウンドは、3M製5984と5992(共に業務用)を使いましたが、これらはスポンジパフを着けたポリッシャーで使うことを前提にしたものなので、パフによくからんで周囲に飛び散ることもほとんどなく、拭き取りも簡単です。
たまに洗車なんぞをしてしまった所為か外が豪雨になってしまいましたので(笑)、コーティング処理は後日行うことにしました。
間もなく車検となりますので、綺麗なボディをしている方が車検官のうけが少しは良くなるのではないかと、つまらない期待をしています(笑)。

KTCデジラチェ トルクレンチは作業を行う上で大変重要なツールですが、このたびKTCのデジラチェを買いました。
長い方が300Nmまでの高トルク用で、短い方が30Nmまでの低トルク用です。
これまでメカニカル式しか使っていなかったため、慣れるまで少しばかり時間を要しましたが、正確・軽量の優れものです。
使用頻度の高いトルク値を5個までメモリーできるのも大変便利です。
メカニカル式トルクレンチのプリセット表示はとても小さく、最近良く見えなくなってきていますから、デジタル式の大きな液晶表示は何よりも嬉しいところですね(笑)。
ミッションジャッキ ミッションジャッキの出物があったので、つい買ってしまいました(笑)。
メンバーやデフ、ミッションを降ろすつもりはありませんから、排気系の脱着時くらいしか使わないと思いますが・・・。
予想以上に重く大きかったので、どこか置き場所を考えねばなりません(笑)。

4月29日

車検終了
エンジンベルト交換
ディファレンシャルストラット
純正品に戻ったATFパン


今月、実に4度目となる車検を迎えました。
つまり、9年間も同じ車を乗り続けていることになります。
前回2年前の車検時にも、これほど長い期間同一車種を維持しているのは初めてのことでしたから、それがさらに更新されました(笑)。
この数年は日常の足として全く利用していませんから、年月の経過に比べて走行距離が少なく(43,000km)長持ちしているのかもしれませんが、2003年以降は走行の大半がサーキットですから、それを考えれば本当に丈夫な車だと思います。

今回は私の都合が合わなかったため、KMクラフトガレージさんに遠路はるばる自宅までローダーで引き取りにきていただきました。
自宅周辺は道が狭い上、夜間になると外灯が無く真っ暗になるので(笑)、さぞかし大変だったろうと思っていたのですが、K社長いわく、東京都内をウロウロするよりはよっぽど楽で早いとのことでした。
そして一週間後、再びローダーで納車していただきました。
引取時も納車時も私は立ち会うことができませんでしたが、私のC5を知り尽くしているK社長ですから、安心して全てをお任せできます。


実は、納車前日の最終点検作業時に、プーリー又はテンショナーの不良が原因と思われるような異音が発生しているという連絡がありました。
遅い時間帯にもかかわらずいろいろと調べていただいたところ、パワーステアリング用ポンプのプーリーにベルトが正しい位置でかかっていなかったことが原因でした・・・。
位置が一段ズレていたのです・・・。私の所為です・・・。
先般、高容量オルタネーターを装着しましたが、その際によく確認をしなかった・・・と言うよりは良く見えていなかったと言うことです・・・・・・・。
そう言えば装着後にエンジンを始動した際、普段聞きなれない音が出たのですが、しばらくエンジンをかけていなかった所為だと思い込み、さらに時間の経過と共に聴こえなくなってしまったので不問にしたのがアダになりました・・・。
今回、もしこの状況に気が付いていただけなかったら、走行中に突然ベルトが外れるか切れるかして、とんでもない事態になっていたことだけは確かです。
ベルトが無くなると、即座にウォーターポンプとオルタネーターが稼働を停止してしまいますから、事態は深刻を極めます。改めてK社長に感謝感激です。
今後は十分明るくした上で老眼鏡をかけて各部をしっかり点検確認することにします(笑)。
位置がズレた状態でエンジンを稼働してベルトに損傷部分が発生しましたから、早速新しいものに交換しました。
Magnuson社製スーパーチャージャー装着車専用のベルト(AC Delco 6K1058相当品)なので、 パワーステアリングポンプから出ているホースジョイントを一旦外してくぐらせねばならない上(ホースエンドの接続を外すだけですが、フルードが大量に漏れ出るので処理が面倒です)、ルートが長く、結構長い時間を要する作業になります。

交換後、念入りにベルトが正しい位置にかかっているかを確認してからエンジンを始動させたところ、まだベルトが擦れているような音が出ています・・・。
そこで、オルタネーターのプーリーとパワーステアリングポンプのプーリーの段差を計測してみたところ、約3mmの段差がありました・・・。
オルタネーターの位置を変えることはできませんから、怪しいのはプーリーです。
プーリーを取り外したところ、何と根元の部分にヤスリで削った跡がありました。
そうです!! 以前、別のタイプのオルタネーターを装着した際に段差ができたので、それを補正するために自分で削っていたのです・・・。
削っていない純正状態のプーリーと3mm程度の差がありました。
早速プーリーを交換し、段差がほぼゼロとなって異音が消え、一件落着です。
パワーステアリングポンプのプーリーはオルタネータープーリーの直下に位置していますから、僅かな段差があっても稼働中にベルトがズレてしまうことは容易に想像できます。
良く見えていなかったのはベルトの掛け方ではなく、プーリーに削った跡があったことと、段差があったことだったようです・・・。

今回の車検整備と共に、デフハウジングの強度不足を補う効果が高いと聞き及んだDYNOTECH ENGINEERING社のディファレンシャルストラット装着作業を依頼しました。
排気系やドライブシャフトはもちろんのこと、メンバー、デフ、ミッションの脱着をする必要がありますので、いくらミッションジャッキがあっても私一人ではできません。
OS技研製デフを装着した際、コアは強化品ではなく純正品を使いましたから、ギア類と共にハウジングの補強が望まれていました。
ギア類は、私の場合トルクコンバーターを介していますから、しばらくの間は大丈夫ではないかと勝手に思っています。
12kgほど重量増加となりましたが、デフハウジングが割れてしまうのを回避する効果があるのならば許容せねばなりません(笑)。

装着に際して ATFディープパンが干渉してしまったため、純正品に戻しました。
その際、フィルターとATFも交換となりましたから、ちょうど良い機会です(笑)。
ディープパンは放熱性の高い素材と外観に加え、ATFの容量が増えることで温度上昇を抑える効果がありますが、私の場合はATFクーラーを装着しているため、それを十分に体感するには至っていません。
むしろ急激に過熱した大量のATFがパンの中に長い時間残存するよりは、直ぐに送出して冷却されたものが短時間に戻った方がベターかもしれません。

新しいレーダー探知機
データ更新用アダプター


新しいレーダー探知機をつけました。
これまで使っていた電源コードが共用できるので、同一メーカーであるユピテルのS310iにしました。
液晶画面が付いた流行りのタイプですが、いわゆる型落ちと呼ばれる最新機種ではないため、かなり安価で入手できました(笑)。
最新のものは画面・本体共に大型多機能化していますが、必要最小限の機能があれば私は十分ですし、何よりも小型軽量であることが最良の選択肢です。

今回交換した最大の要因は、最新のデータをダウンロードして更新できる機能を備えていることです。
このサービスを受けるためには申込時に入会金と年会費で\8,400.(専用アダプター代込)、その後の年会費も\5,250.かかりますが、年12回以上の更新を受けられますし、最新データ取得のために機器の入替をすることを考えれば、短期的にはお得だと思います。






ダウンロードした更新データを書き換えるための専用アダプターが届いたので、早速更新を行いました。
入会時にメールで受け取ったIDとパスワードを使ってWeb上の専用ページから更新データをSDカードにダウンロードしたら、アダプターに装着して本体と接続します。
アダプターの転送ボタンを押すと本体内部メモリーの書換が行われ、オービス設置場所の最新データと共に地図や施設のコンテンツデータも更新されました。

Borla Stinger
内側に開閉式蓋を装着
排気音量測定中


排気音量の規制が厳しく取り締まられるようになるかもしれないことを見越してマフラーはB&B Route66を使っていましたが、重量がある上、サーキット走行をするとやはり排気効率が低下していると感じているため、再度Borla Stingerに戻すことにしました。
と言っても、これまで使っていたものを再装着したのではなく、新たに4本出しタイプを購入しました。

理由は、大きな排気音を撒き散らしながら一般道を走行していると検挙されてしまう可能性は相変わらず否定できませんから、4本出しにして、その内2本の出口を開閉できる構造にすれば、通常走行時の排気音量を下げることがかなうと思ったからです。
マフラーの排出口を開閉して排気音量を制御する方式は特に新しいアイデアではなく、C6に純正装備されていますし、他の外国車、国産車にも採用されています。
B&B社のC6用マフラーは、4本出しの内2本を走行条件に合わせてアクチュエーターを使って蓋を開閉し、音量調整を行っていますが、これをパクることにしました(笑)。






私がつくったものの構造は極めて簡素で、開閉が可能なバタフライ構造の蓋をステンレス板でつくり、内側2本の出口に装着しただけです(笑)。
開閉動作は、本来ならステップモーターやアクチュエーターを装着してエンジン回転数やバキューム圧を検出して制御するべきものですが、さすがにそこまでのシステムを構築するのが面倒なので、今回は手動式にしました(笑)。
特に綿密な計算を行ったわけでもありませんし、片側だけとは言え全閉したままだと排気効率の低下により通常走行でも加速時等に支障が出てしまう危惧がありますが、これについては今後の検証となります。











装着後早速エンジンを始動したところ、Route66よりは明らかに大音量だったものの、蓋が開いていても以前のような爆音ではありません。
そこで、騒音計を使って測定(JASMA基準測定方法に準拠)を行ったところ、蓋を開けた状態で105.7dBありました。やはり爆音です(笑)。
そして、蓋を閉めると103.2.dBまで下がって一応効果はあったものの僅か2.5dBですから、それほどではありません。しかも継続車検規定値である97dBはクリアできていません。
私としては、せめて5dBくらいは下がってくれるのではないかと期待しておりました・・・(笑)。

蓋の装着が無駄足になってしまったのかと落胆していたのですが、この数値はあくまでも停止状態でのもので、実際に走行をしている際(特に加速時)の音量には差異を体感することができていますから、そこそこ効果があるようです。

新しいバンテージに巻き直されたヘッダース
セルモーター(スターター)
29日のFSW走行に備えて、ヘッダースのバンテージを巻き直しました。
発熱量が大きい加給エンジンの場合、サーキットを数回走るとボロボロになってしまうので、年一回程度の交換が望ましい状況です。
今回、バンテージは耐熱温度1650℃のBILLIONのスーパーサーモバンテージ100を使いました。非常に柔らかいシルクのような薄手の素材で、大変巻き易い優れものです。
ほつれを防止して遮熱効果を高める同社製専用硬化スプレー 吹き付けて24時間乾燥させたら装着です。
ガスケットは純正新品に交換しました。
また、前回エラー発生により右バンクのO2センサーを交換していますが、左バンクは装着状態での交換が困難なので、今回の作業時に行いました。

作業のついでにイグニッションワイヤーとプラグを交換しました。
イグニッションワイヤーはこれまで使っていたものと同じMAGNECORのヘッダース用で、プラグも同じDENSOのIT24です。
使用していたものに外面的なダメージは見られませんが、これから4ヶ月は毎月サーキット走行がありますので、転ばぬ先の杖と言ったところです。

私が装着しているヘッダースの右側を脱着するためにはセルモーターを外す必要があります。その際、セルモーターをヘッダースの熱から守るためのヒートカバーを新調したのですが、これがアダになりました・・・。
エンジンの振動でセルモーターの配線とカバーが短絡してしまったらしく、稼働中に突然セルモーターが動き始めてしまい、イグニッションOFFにしても回り続けました。
セルモーターの電源はバッテリーのプラス側から直接供給されているため、キルスイッチをOFFにするだけで遮断することはできません。
バッテリーのマイナスターミナルを外そうと必死で頑張ったのですが、ターミナルが外れる前にセルモーターからモクモクと煙が上がり、ご臨終です・・・。
解体したところ、モーターのローターがバラバラに壊滅しておりました・・・。
事態は27日の夜7時頃に発覚したのですが、KMクラフトガレージK社長にレスキューコールをしたところ、翌28日の午後に手配ができて、夕方までに手元に届きました。
心当たりを片っ端からあたっていただいて本当に大変だったと思いますので、改めて感謝感激です!!
早速当日の夜に取り付け、無事稼働してくれました。
セルモーターのターミナルには十分な絶縁処理を行い、さらにヒートカバーはヘッダース側に着けました。
心配していた他の部分へのダメージは取り合えず無さそうです。
ギリギリ29日のFSW走行会に間に合いました

富士スピードウェイにて
富士スピードウェイにて
アドバンスオートさん主催の富士スピードウェイ走行会に参加してきました。
本年初のサーキット走行です。
KMクラフトガレージK社長のお陰で走ることがかないました。
お馴染みの皆さんとお会いするのも昨年12月以来5ヶ月ぶりです。
タイヤは、昨年春から使い続けているSタイヤがまだ5分山程度だったので、賞味期限が切れていることを覚悟で(笑)これを履いて行きました。
また、アライメント調整もまだ実施できていませんが、まずは肩慣らしと言ったところです。

到着早々に燃料計がゼロになってしまいました(笑)。センサーの電圧異常を示すエラーも発生していますから、燃料センサーが正しく稼動していないようです。
そう言えば昨年12月から一度もガソリンを入れてなかったので、センサーが固まってしまっている可能性もありますから、まずはガソリンを満タンにしてエラーを「RESET」したところ、取り合えず直りました(笑)。

今回の最大のポイントは新しいインテークを装着したATFクーラーの冷却能力の検証です。
外気温22℃下、水温92℃、油温110℃時のATF温度は110℃でしたから、取り合えず合格点でしょう(笑)。
調整式スウェイバーは前後共にメーカー推奨値でT1とほぼ同じ設定にしてありましたが、なかなか良い感じを受けました。

走行を始めて2周目に何かが焦げたような臭いが車内に漂ってきました。
直ぐにピットに戻り点検したところ、右側バンク下辺りから煙が出ていました。
CHECKランプも点灯したのでエラーを見たところ、P0171とP0174が発生していましたが、煙とは無関係です。しばらくすると煙は無くなり、エンジンルームを覗いても、それらしき損傷部分は見当たりませんでしたので、バンテージの焼入れ不足によるものかもしれないと考え、再度走行を始めましたが、やはり2周ほどすると焦げた臭いと共に煙が見えたため、その時点で走行を中止してコースアウトしました。
駐車場でジャッキアップをして煙が出ていた辺りを点検したのですが、やはり焦げた跡はどこにも見当たりませんでした・・・。
その後自宅へ戻る途中も、行きと同様に何等焦げ臭いこともなく無事たどり着きました。
早速リフトアップしてチェックをしたのですが、どこにも焦げた跡はありません。
煙が発生した場所と思われる辺りのバンテージが少し変色していたので、やはり焼入れ不足かオイル類が付着していたことによるものであったのだろうと、今回は結論付けてしまいました(笑)。
発生していたエラーは「C」でしたが、「RESET」するとしばらくは大丈夫であったため、原因の追求は後日となります。

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